Steamで販売した自作ゲームの売上金が振り込まれた話

Steamで販売した自作ゲームの売上金が振り込まれた話

Steamで販売した自作ゲームの売上金が初めて振り込まれたため、その際の状況や、ガッツリ持っていかれたことなどを書き残そうと思う。ちなみに、米国からのアメリカドルの送金となったが、トラブルに見舞われることもなくすんなり振り込まれたため、ネタになりそうな面白い話はない。また、売上金などの具体的な数字については守秘義務的なところで公表できないのをご了承頂きたい。

 

売上金の支払い条件と受け取りまでの流れ

まずは売上金の支払い条件から。

  • 前月に売上高があり、最低金額$100を超えている場合に支払いが行われる
  • 支払いは電子資金振り替え経由で、アメリカドルで支払われる
  • 前月30日間分の売り上げが翌月末に振り込まれる

以上。

自作ゲームは2019年1月22日にリリースしたが、おかげさまで1月末までには売上高が$100ドルを超えていたため、2月末の支払いが確定。そして2/27の朝、Steamから支払いに関するメールが到着。メールには “3~5営業日以内に振り込まれる” とのことだったが、メールが到着した2/27当日に指定の金融機関の口座に売上金が振り込まれていた。

支払いはアメリカドルだったが、金融機関側において、当日のレートで円に交換されたため実際に振り込まれたのは円だった。

米国からのアメリカドルの送金ということで、てっきり金融機関から確認の電話があると思ったが(怪しい送金じゃないか?外貨預金 or 円交換?)、そういうのは一切なく、すんなり振り込まれた。

これは金融機関やその他の状況によって異なるかもしれない。

 

差し引かれる税金や手数料、実際の取り分など

Steamで自作ゲームが売れたからと言って、売上の全てが手元に来るわけではない。最終的に手元に来るまでに税金や手数料が引かれるからだ。そこで、分かる範囲で差し引かれる税金や手数料の詳細、実際の取り分についてを語る。なお、金融機関については自分が利用している三井住友銀行の場合である。

売上から差し引かれる税金や手数料の詳細は以下。

  1. 売上から税金類の約7.4%が引かれる = A
  2. A からSteamの取り分30%が引かれる = B
  3. B のアメリカドルを円交換する際の手数料(金額不明)が引かれる = C
  4. C から被仕向送金手数料1,500円が引かれる = D

以上の手順を踏んで残った D が、自分の取り分である。Steamの取り分30%が、なかなかエグイ。システムを利用させてもらっているため文句は言えないが。

 

専門外のため詳細は省くが、場合によっては消費税や所得税の納付が必要になるので、本当の最終利益ではないことをご留意頂ければと思う。

以上。

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